インダストリアルIOTユースケース:
エネルギー

連続プロセスの自動化の未来

課題

世界のエネルギー需要がますます逼迫するなか、主要な生産者は切実なジレンマに陥っています。製油所や発電所といった大規模な産業システムは、現在の生産量を維持しつつ、安全性を確保して、増大するセキュリティ脅威に絶えず警戒しながら、効率向上やコスト削減を迫られています。

しかし、そういった既存のシステムを更新するコストは莫大です。たとえば、製油所の分散型制御システム(DCS)をリプレースするには、1億5千万ドルを超える費用がかかり、エネルギー企業が設備の全面的なシステム更新を行うには、45億ドルかかると見込まれています。さらに、このような設備更新は10~15年おきに必要で、年間8億ドルに及ぶ運用コストの削減という問題の解決にはほとんど役立ちません。

製油所や発電所は連続プロセスのオペレーションです。つまり、24時間運転し、停止は許されないということです。そのため、設備の更新は一気には行えません。また、Stuxnetウイルスが証明したように、インターネットに直接接続されていない老朽化したハードウェアでも、外部の攻撃を受けるおそれがあります。こういったシステムでは、完璧なセキュリティの必要性が最優先されます。

  • 生産量を維持しながら、大規模な産業システムの効率を向上
  • 制御システムやエッジデバイスを更新して、柔軟性やイノベーションを向上
  • 運用コストを恒久的に削減
  • 最重要システムを攻撃から保護

ソリューション

Energy Solution

ウインドリバーが他社に先駆けて開発したテクノロジにより、世界のエネルギー生産者は、産業用制御システムの完全な仮想化を実現しています。柔軟性とイノベーションの新時代の到来です。いまや、エンタープライズアーキテクチャ(EA)のレベル1~3すべてで、製造/オペレーション制御のほか、バッチ/連続/ディスクリート制御用のシステムやデバイスを、100%デジタル化した1つの環境で運用することが可能です。

仮想コンピュート環境により、連続プロセスのメーカーはようやく、レガシーシステムを脱し、オペレーションの完全な最適化を実現できます。オープンスタンダードを採用することで、エネルギー生産者はカスタムのインフラを維持管理する代わりに、COTSハードウェアを使用して、運用コストを恒久的に削減できます。更新作業は瞬時かつリモートに、ソフトウェアで実施できるので、シームレスなデバイスのフェイルオーバーも可能です。さらにセキュリティは、後付けではなく、最初から組み込まれています。組込みボードのキーがアプリケーションまで信頼を受け渡すようになっています。

Energy Solution

ウインドリバーでは、VxWorks®、Wind River Titanium Cloud、Wind River Helix Device Cloudなどの製品スイートを用意しています。各製品が連携して、安全システムなど最も要求の厳しいインダストリアル環境向けに、必要なすべてのソリューションを提供します。業界をリードする組込みデバイス向けOSが、超高信頼性のネットワーク仮想化プラットフォームに接続して、最先端のオンプレミスクラウドと連動します。

安全かつセキュアなインテリジェントシステムの構築で、30年以上の経験を持つウインドリバーは、次世代のインダストリアルIoTテクノロジを、エッジとクラウドの間で実現しています。

テクノロジ

VxWorks

VxWorks

システムの重要デバイスは、業界をリードするOSに任せてください。拡張性、セキュリティ、リアルタイム性能を提供します。

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Titanium Server

Titanium Control

完全インテグレーション済みで、機能を完備した、業界初のネットワークソフトウェア仮想化プラットフォームを使って、インダストリアルデータセンターを仮想化できます。

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Device Cloud

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