リアルタイムとは?

リアルタイム組込みシステムは、4つの応答タイプに分類されます:
  1. デッドラインベース
  2. クイックレスポンス
  3. コンスタントレスポンス
  4. アキュラシーベース

組込みシステムにおいて、リアルタイム とは、実世界が要求する時間的制約により、 センサー入力に対して即座に反応する必要がある機器やシステムにまつわる言葉です。指定された時間内でリアルタイムに状況に反応することができる組み込みシステムを、リアルタイム組込みシステムといいます。

これらのシステムは、ハードやソフトの様々なリアルタイムタスクによって、同時発生する条件や要因に適切に対応する必要があります。ほとんどの場合、組込みシステム内にリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)が必要となっています。

RTOSは、「ソフト」リアルタイムシステムと「ハード」リアルタイムシステムに分類されます。ソフトリアルタイムシステムは、人間の反応に相当する数百ミリ秒の範囲で動作するシステムです。一方、ハードリアルタイムシステムは、数十ミリ秒以下で予測可能な応答をします。

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リアルタイムな対応が求められるデバイスには、以下のようなものがあります:
Military Devices

軍用機器

Vehicle Systems

車両搭載システム

Household Appliances

家庭用電化製品

Telephones

電話機

Satellites

人工衛星

Medical Devices

医療機器

Video Games

ビデオゲーム

セーフティクリティカルとは?

 Varian relies on Wind River

Varian社は、放射線治療および放射線手術システムのミッション
クリティカルな精度
において、ウインドリバーに信頼を寄せています。

セーフティクリティカルとは、人身事故、物的損害、経済的損失、環境破壊、システム破壊などの最悪の事態を起こさないために、故障のない正常な動作を必要とするシステムを指す言葉です。

セーフティクリティカルなシステムとは、リスクが高く、コンピュータに強く依存したシステムのことです。これらのマシンは、故障せず高い信頼性が要求されます。

システムの複雑さと、高い精度の必要性から、 開発者は1行でもコードを書き始める前に、セーフティクリティカルなシステムを開発するプロセスを開始します。 プロジェクトがライフサイクルの開発フェーズに進む前に、システム要件を明らかにし、それに対応する必要があります。そして、ライフサイクルの各段階では、完全性と性能を保証するためにテストを実施する必要があります。

セーフティクリティカルなデバイスには、以下のようなものがあります:
Medical devices

放射線治療装置やロボット手術
機器などの医療機器

Vehicle performance

エアバッグやブレーキシステム
などの自動車用機能装置

Emergency

緊急配車サービス

Air traffic

航空管制、エンジン制御

Traffic controls

鉄道信号や信号機などの
交通制御機器

Defense systems

防衛システム

信頼性要因に基づき、セーフティクリティカルシステムは以下のように分類されます。
フェイルオペレーション 制御システムが故障しても、システムは動作する
フェイルソフト システムが機能しなくとも安全である
フェイルセーフ システムが機能できないときは、安全な状態になる
フェイルセキュア システムが機能しなくても、安全が保証される
フェイルパッシブ システムの故障に関係なく、システムは動作し続ける
フォールトトレラント システムが故障や危険なコンポーネントを特定しても、機能を維持し続ける

ウインドリバーのアプローチ

VxWorks 653

VxWorks® 653は、最新のPowerPCマルチコアプロセッサプラットフォーム上で堅牢なタイム/スペースパーティショニングを備えたオープンな仮想化プラットフォームを提供する、安全、安心、信頼性の高いリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)です。VxWorks 653は、360社を超える顧客の民間航空機、軍用機100機種以上で、600件以上のプロジェクトにおいて使用実績があります。航空宇宙・防衛産業におけるソフトウェア定義システムへの移行を推進しており、実際のビジネス上の問題を解決する革新的なテクノロジーを提供しています。

主な機能

  • 業界規格に準拠
  • コストの削減
  • 独立したビルド、リンク、ロード(IBLL)
  • ハードウェア仮想化支援を使用するマルチコアスケジューラ
  • 開発ツール
  • ハードウェアのサポートと可用性
  • 市場で卓越した実績

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Wind River Linux

Wind River® Linuxは、お客様独自のLinuxオペレーティングシステム上で動作する、堅牢で信頼性が高く、セキュアな組込みソリューションの開発、デプロイ、運用を実現します。Wind River Linuxを使うことにより、Roll-Your-Own Linuxによって発生するリスクや労力を回避できます。また、最新のコードベースの確保、不具合の追跡・修正、セキュリティパッチの適用、市場の厳しい仕様や認証に沿ったランタイムのカスタマイズ、IPコンプライアンスや輸出コンプライアンスへの対応が可能で、最終的にはコストの大幅な削減が期待できます。

主な機能

  • コミュニティLTSカーネルとYocto Project LTSからの定期的な新しいリリース
  • ベンダーのソフトウェア開発キット(SDK)アップデートに基づいたBSPのサポート
  • 必要に応じたリアルタイムカーネルのサポート
  • プロジェクト単位での価格設定、製品出荷数単位でのロイヤリティは不要

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