Wind River Blog Network 翻訳版
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May 24, 2017

ウインドリバー、消防車のデジタル化を先導するWaterous社を支援


投稿者:Keith Shea

消防車用ポンプメーカー大手のWaterous社では、ウインドリバーとインテルの支援を得て、最新型消火ポンプ向けに、初のデジタルタッチスクリーン式操作盤「Tellurus」を開発しました。

Tellurus™は、消防隊員の出動時間を劇的に簡略化、短縮することで、消防業界に変革を起こしています。救命、消火活動の遅れを一掃するのに役立っています。北米の主要都市の消防署では、消防車にTellurusを装備しています。Waterousはソフトウェアのアップデート、故障修理、Tellurusデバイスの設定をリモートに行うために、Wind River Helix Device Cloudを利用しています。

Waterous社チーフプロダクトエンジニア、ジョナサン・ギャンブル氏は次のように述べています。「当社のカスタマーサービスグループは、配備されている1台1台の資産を追跡できます。各ユニットがいつ作動しているかわかります。各ユニットのシリアルナンバーを把握し、搭載消防車の全履歴を把握しています。Device Cloudのリモートサービス機能により、サービスエンジニアを顧客先に派遣しなくても、最大の性能を保証することが可能です」

同社は、Device Cloudによって優れたカスタマーサービスを提供できることが、大きな競争優位となっていると考えています。また、稼働中のユニットの修理や交換部品の収益を最適化する体制も整っています。Device Cloudで収集したデータを活用し、各都市は最終的に、消防車両を遠隔で管理し、消火活動をより効果的に調整することが可能になります。

Device Cloudでは、Tellurusを消防車に搭載された他のシステムに接続して、消防車からデータを取得し、既存のITシステムや分析クラウドサービスといった外部アプリケーションに統合することができます。

これで同社は、IoT化やスマートシティ機能を世界中の都市の消防署や自治体に導入するための基盤が整いました。ケーススタディでは、Waterousが消防活動のデジタル時代をリードできるよう、ウインドリバーがどのようにサポートしているかをご紹介しています。

以上は、企業がDevice Cloudを活用して、市民生活の向上を目指すスマートシティ構想にどのように貢献しているかを示すほんの一例です。予知保全、自動管理、効率分析といった機能により、行政は積年の課題を解決し、地域社会に提供するサービスの水準を根本的に変革することが可能です。