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AXON Predict Analytics for VxWorks Enables IoT Analytics at the Edge

September 19, 2017

AXON Predict Analytics for VxWorksによるエッジでのIoT分析


投稿者:Kevin Konkos

「昨日は何を食べたいですか?」と聞かれたら、妙な質問と思うことでしょう。しかし、IoTシステムでは、中央レポジトリ内で膨大なデータを集計することにより、頻繁に似たような質問をするように設計されています。そこでは、データサイエンティストが、エッジでイベントが発生した時点で、最も効果的に認知され、対応が取られたであろう、洞察を評価し、恐らく発見します。わかりやすくいうと、ビッグデータの取得と分析結果から、貴重なインサイトを得ることができ、IoTシステム開発において、これらのインサイトを考慮する必要があります。しかし、さらにリアルタイムで検討されるべき、異なる種類の課題やインサイトがあるのです。

これらを踏まえ、今日ウインドリバーでは、新たな分析ツールAXON Predict Analytics for VxWorksの導入に伴う、VxWorks RTOS IoT製品ポートフォリオの拡張により、予測分析、機械学習、人工知能(AI)の活用を目的とし、VxWorks開発者に対して、アプリケーションにオンデバイス分析機能を組み込む手段を提供しています。AXON Predict Analyticsは、クラウドに接続せずにデータを処理します。VxWorks開発者は、AXON Predict Analyticsを利用して、可視化できるエッジ分析ソフトウェアを介した、ネットワークエッジでの重要なデータの管理と、リアルタイムでの自動的応答が可能になります(図1参照)。

図1:AXON Predict Analytics for VxWorksのアーキテクチャ

一挙両得 – ハッキングを防御しながらコストを削減

IoTの成長を促進している理由の1つとして、ネットワークインフラ費用の低下が挙げられることは周知の事実ですが、多くの顧客にとって、これらのコストはシステム全体のコストの根幹をなすものであり、エッジでの分析によって最適化が可能です。加えて、新たなアナリティクス機能を備えたオンデバイスでのコンピューティング性能の向上により、顧客にとっては不必要なデータ伝搬を制限できるという利点があり、システムがハッキングされるリスクを軽減することが可能となります。今日、これは私たちすべてにとって重要です。新しいVxWorks用アナリティクス製品では、より明確なインサイトを収集し、応答時間を改善する一方で、コストとセキュリティリスクを管理できることから、顧客売上と純利益の両方の改善に役立ちます。これぞ、両方のいいとこ取りです。

予知保全 – 分析がその価値を証明

AXON Predict Analyticsのユースケースは、無限にあると思われますが、特に予知保全、セルフヒーリング、安全性セキュリティ分野における用途では、顧客は即時の効果と多大な事業価値を受けることが可能です。TNWの記事によると、10年使用したエアーコンプレッサー(32,900ドル相当の価値)に対して、定期的な予知保全を行うことで、機器の寿命を最大4年間延長でき、これにともない最高6,359ドルの経費節約が可能となります。たとえば、石油掘削装置、飛行機、軍用車輌、砂漠にある風力タービン、クレーンや採掘装置など、高価で保守が難しい機器、特にネットワーク接続性が限られた現場にある機器を考えてみてください。これらの複雑なネットワーク非対応デバイスは、エッジ分析により、その価値を立証することができます。

ウインドリバーのAXON Predict Analytics製品が、どのように御社のシステム関連コストを最適化し、事業効率を向上できるのか、ぜひご提案させてください。ご連絡をお待ちしております。詳細については、製品概要ウェブサイトをご覧ください。

ウインドリバーのエコシステムの観点からAXON Predict Analyticsを洞察した記事(Greenwave System社投稿)も併せてご確認ください。